シュウマツ×ナ×シュウマツ
最後かもしれないだろ?
だからぜんぶ話しておきたいんだ.
いよいよ明日は最終の審査だ.震えが止まらない.とにかくいろんな質問を想定して答えを考えるが教授陣は私の想像が及ばないようなことを平気で聞いてくるんだろうな.
どれだけ準備をしても足りない気分.結局どれだけ考えたって一院生の想像力なんてたかが知れている.へっぽこ院生と教授の知能指数にはマリアナ海溝より深い隔たりがあるのだ.
たかが数分,ただそれだけの時間のために私の心の平穏がぐちゃぐちゃに乱されている.何も手に付きそうにない.
そんな中内見を行いましたが割と理性的に見ることができた.良かった.ぶっちゃけ今後住む部屋を決めるわけだから本審査と同じくらい重要なのだけど今はそれどころではない.まあ気に入らなければ引っ越せはいいだけだし.逆に明日しくじったら修士卒という肩書が水泡に帰すわけだからやっぱ審査の方が大事だわ.
だめだ,理性的な文が書けない.何を食べたかも思い出せない.ひとえに,全てが終わってから記憶を辿って書いているからなのだが.